春服が寒い日はどうする?重ね着でおしゃれに温度調整するコツ
春といえば、軽やかな服でお出かけしたくなる季節。でも、朝晩はひんやりしていて、「春服だけじゃちょっと寒い…」なんて日も多いですよね。
冬服はそろそろしまいたいし、でも防寒もしたい…そんな悩みを解決してくれるのが、重ね着のテクニックです。
今回は、春の気温差に対応しつつ、おしゃれも叶える“重ね着のコツ”をご紹介します。
春は寒暖差が激しい!重ね着で快適に温度調整しよう
春は一日の寒暖差が大きく、朝は10度以下なのに昼間は20度を超える日も少なくありません。そんな日には、1枚で調整するより、脱ぎ着しやすい服装が便利です。
また、春素材の服はリネンやシアーなど薄手のものが多く、1枚だけだと体が冷えてしまうことも。体温を守りながらも、見た目に重たさを出さない工夫が必要です。
春の重ね着、基本の組み合わせパターン
インナー×トップス×羽織り
薄手の長袖インナーにTシャツやブラウスを重ね、その上からカーディガンやジャケットを羽織るスタイル。脱ぎ着もしやすく、気温調整にもぴったりです。
シャツ×ニットベスト/ジレ
白シャツにベストを合わせることで、春らしい抜け感と防寒の両立ができます。カラーニットベストを取り入れるとトレンド感もアップ。
ワンピース×カーディガン/パーカー
春ワンピース1枚では寒い日も、カーディガンやフーディーを羽織るだけで安心。足元をレギンスやタイツで温めれば、ぐっと快適に。
パンツやスカートの“中”に仕込むアイテム
インナータイツやレギンスを仕込むことで、外見は春でもあたたかく。足元に靴下を重ねるのも◎
重ね着しても“おしゃれ”に見せるポイント
色数は3色以内にまとめて
重ね着はアイテム数が増えるので、色味を抑えることで全体がまとまります。ベースカラー+差し色くらいがバランス◎
素材感で軽さを出す
春はウールやボアのような冬素材を避け、コットンやリネン、シアー素材など軽やかな質感を選ぶと見た目にも季節感が出ます。
丈感バランスを意識して
長いシャツに短めニット、ワンピースにショートアウターなど、丈の長短ミックスで奥行きのあるシルエットに。
首・手首・足首の“抜け”を意識
3首(首・手首・足首)を少し見せることで、抜け感が出ておしゃれ度がアップします。
きれいめ派・カジュアル派 別 おすすめ重ね着コーデ
きれいめ派さんにおすすめ
- タートルネック×シャツ×薄手トレンチコート
- シャツワンピ+レギンス+ライトポンチョ
- 白トップス+カラーパンツ+ベージュジレ
シンプルだけどきちんと感のある組み合わせがポイントです。
カジュアル派さんにおすすめ
- ロンT×デニムシャツ×マウンテンパーカー
- パーカー×シャツワンピ+スニーカー
- スウェット+白シャツ+カーゴパンツ+キャップ
リラックス感を出しながらも、色使いや小物で春っぽさをプラスすると◎
春服に冬アイテムをなじませて寒さ対策する方法
冬のトップスは春カラーにチェンジ
まだ寒い日は、冬用のトップスを使ってもOK。黒やグレーではなく、アイボリーやくすみカラーを選べば春の装いに。
アウターは“軽見せ”で取り入れる
ウールコートやダウンベストも、インナーを軽くする・肩掛けするなど工夫すると春っぽい印象に早変わり。
足元で季節感を出す
ブーツからスニーカーやローファーに替えるだけでも軽やかに。靴下の色や柄で遊び心を加えるのもおすすめです。
寒い春に活躍する重ね着アイテムまとめ
- 薄手カーディガン(ニットやコットン素材)
- シャツ(白やストライプが万能)
- ニットベストやジレ
- 春カラーのロンT・スウェット
- マウンテンパーカーやトレンチなどのライトアウター
- ヒートテックやタートルインナー
このあたりを組み合わせるだけでも、毎日の服選びがぐっとラクに。
重ね着で気をつけたいこと
- 室内外の温度差に備えて、脱ぎ着しやすい服を選ぶ
- 動きやすさや生活シーンとのバランスを忘れずに
- お手入れのしやすさも大事(洗濯機で洗える素材など)
「おしゃれだけど寒い」「防寒だけど重たい」にならないよう、バランス感覚がカギです。
おわりに
寒さが残る春の日も、重ね着でおしゃれに快適に過ごせます。 色や素材、丈感などのポイントを押さえれば、着ぶくれせずに春らしさを楽しむことができます。
季節の変わり目の服選びに迷ったら、ぜひ“重ね着”の工夫を取り入れてみてくださいね。