「風呂ふた、いらないかも?」と思ったきっかけ
毎日のお風呂掃除のたびに、なんとなく面倒だと感じていた風呂ふた。
湯船をきれいにしても、フタの裏側がぬめっとしていたり、隙間にカビがついていたり。
「これって、ほんとに使う必要あるのかな?」と思うようになったのが、使わなくなったきっかけでした。
実際、使わない生活に変えてみると…意外と困らないどころか、むしろ快適だったんです。
風呂ふたって本当に必要?いらない暮らしが合う人の特徴
「お風呂のフタは当たり前」という固定観念って、意外と根強いですよね。
でも、暮らし方や家族構成によっては、本当に必要ないケースも多いんです。
たとえば、こんな人は“ふたなし生活”が合うかもしれません。
- 一人暮らしでお風呂は一度しか沸かさない
- 家族でも入浴時間が近い
- 追い焚き機能があるお風呂を使っている
- シャワー中心で湯船はたまにしか使わない
お湯を長時間保温しなくていいなら、フタをしない暮らしもじゅうぶん成り立ちます。
一方で、やっぱり「風呂ふたがあったほうが便利」と感じるケースもあります。
- 小さなお子さんや高齢の家族がいて、入浴時間に差がある
- 追い焚き機能がついていない浴槽を使っている
- 冬場の寒い時期に、湯温を長く保ちたい
- ペットがいる家庭で、浴槽への落下防止に使っている
暮らしのスタイルによって必要性が変わるアイテムだからこそ、いちど「自分にとっての必要・不要」を見直してみるのもいいかもしれませんね。
風呂ふたを使わないメリット3つ|掃除も見た目もスッキリ
ふたなし生活でいちばん感じたのは、掃除の手間がぐっと減ること。
1.掃除がラクになる
風呂ふたは溝や折りたたみ部分に汚れがたまりやすく、掃除も地味に大変。
使わなくなれば、カビやぬめりともお別れできます。
2.見た目がスッキリする
浴槽の上が開放感のある見た目になるので、狭めの浴室でも広く感じます。
フタの収納場所に困ることもなくなりますよ。
3.ものを減らせる=ミニマルに暮らせる
「必要かどうか考えてみる」「なくても快適に暮らせる」
そんな視点は、他の生活用品を見直すきっかけにもなります。
デメリットや注意点もチェック!ふたなし生活で気をつけたいこと
もちろん、風呂ふたを使わないことで気をつけたい点もあります。
湯温が冷めやすくなる
家族の入浴時間がバラバラだったり、冬場の寒い日にはすぐにぬるくなってしまうことも。
追い焚き機能がない家庭では、光熱費に影響する可能性もあります。
湯気がこもる=湿気対策が必要に
湯気がこもりやすくなるので、浴室の換気はしっかりと。
カビを防ぐためにも、入浴後に窓を開けたり、浴室乾燥や換気扇を回すなどのひと工夫を。
【代用品はある?】風呂ふたの代わりに使えるアイテムと選び方
「やっぱり湯が冷めるのは気になる…でも掃除は楽にしたい」という人には、代用品という選択肢も。
たとえば、こんなアイテムが風呂ふたの代わりになります。
- バスタオルを広げてフタ代わりにかける
- 簡易的なシートタイプのふた(抗菌加工あり)
- 100均やニトリで買えるコンパクトな半透明ふた
ポイントは「掃除しやすい」「軽い」「乾きやすい」こと。
毎日使うものだからこそ、手軽さを重視するのがおすすめです。
湿気やカビ対策は大丈夫?風呂ふたなしで快適に保つコツ
風呂ふたを使わないことで心配になるのが、浴室のカビや湿気の問題。
でも、ちょっとした工夫でかなり防げます。
- 入浴後すぐにお湯を抜いて浴槽をさっと洗う
- 浴室全体の水滴を拭き取る(クロスでざっとでもOK)
- 換気扇を1~2時間回しっぱなしにする
- 天気のいい日は窓を開けて自然換気
実際、風呂ふたがない分だけ湿気がこもらず、逆にカビにくく感じるという声もあるんですよ。
浴室まわりの湿気対策については、こちらの記事もどうぞ。
100均でできる!湿気・カビ対策グッズ10選【手軽にできる除湿】
実際にやめてみた感想|“ふたなし生活”でも困らなかった理由
わたし自身、最初は「本当にフタなしで大丈夫かな…」と半信半疑でした。
けれど実際は、
- お風呂に入る前にその都度お湯を沸かすスタイルにすればOK
- 掃除がラクで、浴室が清潔に保てる
- フタの収納場所を気にしなくてよくなった
というように、いいことずくめ。
使っていないのに“なんとなく置いていた”風呂ふた。
手放してみると、気持ちもスペースもスッと軽くなりました。
まとめ|「いらない」を選ぶことで暮らしがラクになることも
風呂ふたは、必ずしも全員に必要なものではありません。
暮らし方にあわせて「いらない」と判断することで、掃除のストレスが減ったり、空間がスッキリしたりと、小さな快適が積み重なります。
いきなり処分するのが不安なら、まずは“1週間だけ使わない”を試してみるのもおすすめ。
「なくても困らなかった」そんな気づきが、新しい心地よさにつながるかもしれません。